誤りを正す相手

こんにちは。


よく妻と愛犬とで行く宿があります。

海の見える、とても景色の良い宿で、

部屋に温泉もあり、

スタッフさんとも、ほどほどに仲が良く、

食事も美味しく、ちょうど良い量で、

(私どもにとって、

若干、お値段は張りますが・・・)

6歳になる愛犬の誕生日は、

記念に良くこちらのお宿で過ごさせていただきました。


サプライズのケーキなども出たり、

思い出に残る、

本当に大好きな宿です。


先日も、

日頃の仕事の疲れをいやしに、

そちらの宿へお邪魔しました。


1泊でしたが、

いつもと同じようにゆっくり過ごしました。


ただ、スタッフさんが、

以前の方々と全員変わっていました。


で、楽しい宿泊を終えて、

帰りのチェックアウト・・・・。


ここで、(内容は書きませんが)

「接客業として、それダメでしょう!」

ということが、

立て続けに4つほど起きました!


私、一瞬、頭にきて、

「ま、いいや!もう来ないから!」

と思い、

「はいはい、結構ですよ・・・」

と冷たく終わらせ、

1度はやむなく、クルマを出しました。


もうここに来ることはないな・・・と決意して。


ただ、妻に話をしながら、

なんか悲しくなってきたのです。


ここは、

私たちというよりは、

愛犬がパピーの頃から、

私たちも仕事で一生懸命にがんばって、

記念の日にやっと来ていた、

思い出の宿です。


それが、急にこれで最後なんて・・・。

スタッフも新しい方に替わったばかりみたいだし。


そして、決めました!

「この宿の、今後のためにも、

ダメなところ、おかしいところを、

ちゃんとお伝えして教えてあげよう!」

その上で、今後を判断しようと・・・。


どうでも良いビジネスホテルなら、

何も言わず、そのまま居なくなります。

ですが、

偉そうな言い方かもしれませんが、

この宿は「特別」なのです!


「怒って、怒りをぶちまけよう」ではなく、

「ちゃんと、わかっていただこう!」

という気持ちでした。


戻り、

その時対応した、その時の担当と、

1,2,3,4・・・

順番に、理論立てて、

おかしいところを指摘しました。


非は明らかなので、

相手もすべて納得してくださいました。


結果、最後は両者、

笑顔で終わりました。


この宿は、これまでの思い出のつまった宿、

だからこそまた来たい!

だからこそ、敢えてこちらの思いを言わせていただいた。

その旨はわかっていただけたと思う。


今までの自分だったら、

怒って「もう来ないわい!」で、

終わっていたと思いますが、

こうして話合ったことで、

お互いが成長できたんじゃないか?と確信できました。


新しいお店のお客様は、

どんどん入れ替わるのが自然。


でも、人が変わったって、

時代が変わったって、

お客さんにとって、

その時間やその場所の思い出は消えない。


そんなお客様を大切にしていくのこそ、

今、今後に向けてとても大事な要素であることは間違いない。

もっというと、

そんな「お客様の気持ち」がわかるところが、

今後生き残っていくのだと思う。


今回は、自分でも、

「言って良かった!」と思う。


また、この宿に行くかどうか・・・・

ひとつ、宿題が残ったから、

その結果いかんですけどね・・・・。

また行きたいな~・・・。

こんな良いお客さんを無くしちゃダメだよね・・・。(笑)


ホント、偉そうですみません。

でも、これだけは書いて、

自分もけじめをつけたかったのです!


ホントにまた行きたい!


「怒りではなく、自分の意見を伝えたこと」

今日も一歩前進、感謝です。

ファーストピース株式会社

Take Another Step Forward