伝えられるための環境
こんにちは。
いよいよ5月も最終日。
一気に夏がやってきます。
しかし集中していると1年なんて、
本当に早い!
残り半分ちょっと。
集中して乗り切りましょう!
さて、集中しているから、
というわけでもありませんが、
最近「コミュニケ―ション」について、
深く考えている自分がいます。
「伝える」ことは難しい。
何故かというと、
「伝えた」ということは全く重要ではなく、
「伝わったか?」こそが本質だからです。
よく、仕事の現場で、
「伝えたのに、何故やっていないのか?」
と言って、上司が部下に怒る・・・・
良く目にした光景ですね!
(私もかつては、怒るほうだったかも・・・)(笑)
聞いたけど、忘れた!
というなら、逆にこれは仕方ありませんが、
ほとんどの場合、
「伝えた」けど「伝わっていなかった」
(「相手に言ったので、相手も理解しただろう」と勝手に思ってしまう)
という根本的な原因であることが多いものです。
では、何故
「伝えた」けど「伝わっていなかった」のか?
いろいろな理由が考えられます。
が、ただ私の経験上、
「聞く体制、環境になかった。」
ということが、
最多かつ最も基本的な問題である場合が多いです。
つまり、
「伝える側」が、
義務的に、急いで、事務的に、
外出のため出がけで急いでいるスタッフを捕まえて、
伝えたところで
「伝えられる側」だって忙しいんだから、
重要事項の優先順位の低いものだったら、
忘れて当然です!
(伝えるという義務を果たした、
仕事した感に浸っている上司もよくみますよね?笑)
つまり、
人に「モノがちゃんと伝わる」ためには、
ちゃんとした、「モノを伝える」「これから聞く」
というシチュエーションを、
しっかり作ることが根本的に必要だと思います。
たとえ、廊下での立話的なものだったとしても、
「ちょっと、3分くらい時間ください!」と、
気持ちを整えてもらって、
しっかり相手と向き合って、
相手の目を見てゆっくりとした口調で伝える。
そして、最後に「伝わった?」と聞いてみる。
こういう環境で、
ここまでやってみて、忘れられてたら・・・・
それは怒って良い!(笑)
しっかり「伝える」ためには、
「伝えられる人」に、そのための環境を用意する。
その環境作り、時間取りこそ、
コミュニケーションのスタート地点。
まずここがないと、
コミュニケーション論は語れないと思います。
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